ころ柿とあんぽ柿

冬の風物詩である干し柿。一口に干し柿と言っても、実は種類は様々です。今回は、ころ柿とあんぽ柿、二種類の干し柿の魅力をご紹介します。

ころ柿は、水分量が25％ほどまでに乾燥させた干し柿です。表面は白く粉を吹き、羊羹のようなねっとりとした食感と濃厚な甘さが特徴です。長期保存が可能で、冬の保存食としても重宝されてきました。

あんぽ柿は、水分量が50％ほど残るように乾燥させた干し柿です。果肉は柔らかく、とろけるような食感と上品な甘さが特徴です。近年では、その美味しさから高級果物として人気が高まっています。

ころ柿とあんぽ柿は、水分量の違いによって味わいが大きく異なります。

・ころ柿: ねっとりとした食感と濃厚な甘さ。噛むほどに柿の風味が口いっぱいに広がります。
・あんぽ柿: とろけるような食感と上品な甘さ。まるで羊羹のような口当たりです。

ころ柿とあんぽ柿は、そのまま食べる以外にも様々な楽しみ方があります。

・ころ柿: チーズやナッツと合わせてワインのお供に。
・あんぽ柿: ヨーグルトやアイスクリームのトッピングに。

・ころ柿: 表面が白く粉を吹き、全体的にふっくらとしたものが良い。
・あんぽ柿: 果肉が透き通っていて、触ると弾力のあるものが良い。

ころ柿とあんぽ柿は、冬ギフトとしてもおすすめです。自分ではなかなか買わないような高級感のある干し柿は、きっと喜んでもらえるでしょう。